アニマルクリニックフロンティアは北海道札幌市の厚別区にある犬・猫・フェレットなどを診療する動物病院です。
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獣医療情報

犬のコクシジウム感染症

今回は、犬のコクシジウム感染症についてです。 コクシジウム感染症とは、Isosporaというコクシジウム類に属する原虫が消化管内細胞に寄生することで下痢などの消化器症状を引き起こす感染症です。 幼犬や免疫機能の著しく低下 …

膿皮症

日中は毎日蒸し暑い日が続いております。雨が多いので北海道も梅雨でしょうか? 関東程の気温や湿度はありませんが、身体が北海道の気候にすっかりなれてしまい、少し湿度が高いだけで嫌悪感を感じてしまう今日この頃でした。 そして、 …

イヌニキビダニ

今回は、イヌニキビダニ(毛包虫)についてです。 イヌニキビダニとは、学名:Demodex canisのことで、節足動物門鋏角亜門クモ綱ダニ目ケダニ亜目(前気門亜目)ニキビダニ科ニキビダニ属に属するダニです。寄生場所は、主 …

耳ダニ

今回は、耳ダニについてです。 耳ダニ感染症(耳疥癬)とは、ミミヒゼンダニと呼ばれるダニが耳の中に寄生すること起きる感染症です。 成犬や成猫ではあまり見かける機会はありませんが、子犬や子猫が最初のワクチンや健康診断などで来 …

マダニにご注意

札幌も先日まで冷え冷えしていましたが、ここにきて気温がぐっと上がって暑くなってまいりました。 草木の緑も大分増えてきて景色が綺麗になってやっと「春」という感じです。 そして、そんな草木の緑が生い茂はじめるこの季節になると …

狂犬病予防注射

GW明けてから、夜の冷え込みもだいぶ緩和しましたが、相変わらず天気が不安定ですね。雨は気分も憂鬱になってしまいます。花見もできません。 今回は、以前にも狂犬病予防注射の必要性について触れていますが、時期が時期なので改めて …

ノミ

札幌もやっと春らしい気候になり、雪溶けも一気に加速いたしました。 暖かくなると気持ちが良いのは我々だけではなく、様々な生き物も活動的になってきます。 今回は、外部寄生虫関連性の皮膚疾患についてです。 先日、とある猫ちゃん …

幼猫の皮膚糸状菌症

皮膚糸状菌症とは、真菌(カビ)が原因で起こる感染症のことで、皮膚に脱毛や痂皮、発赤等が見られます。 皮膚糸状菌症を起こす真菌には、Microsporum、Trichophyton、Epidermophyton等があります …

うさぎのツメダニ症

今回は、うさぎのツメダニ症についてです。 うさぎのツメダニはウサギのみならず人をも刺し、そして皮膚炎を起こすこともあります。 このツメダニは皮膚表面に寄生し、皮膚内に穿孔するタイプのダニではありません。尚、オーストラリア …

ペインコントロール

病気や外傷、手術等に伴う痛みを管理する方法を「ペインコントロール」と云います。 犬はヒトと比べて痛みに対する閾値が異なるため、一般的には痛みに強いと考えられています。 しかし、実際には細い針で注射を打っても痛がりますし、 …

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